#2 ISSUGI「Many Way (feat. 5lack)」から連想して、最後はDILLAトリビュート曲まで。
自分の日本語RAPミックスを1曲ずつ紹介する企画、第2回。
↓前回の記事
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2曲目は...
ISSUGI「Many Way (feat. 5lack)」
外部プロデューサーを多く起用した2ndアルバムから一転、2013年リリースの3rdアルバムは全て16FLIPによるビート。(一部、Budamunkとの共作)
この時期の16FLIPのビートは黒くて太くて大好きです。
「Future Listning」
「Five」
当時、2LPゲットしてDJで使ってました。
その頃のレポート記事↓
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「Many Way (feat. 5lack)」の元ネタは、Marvin Gay「God is Love」
大名盤『What's Goin On』の収録曲なのですが、16FLIPがサンプリングしたのはLPバージョンとは別テイクのシングルバージョン!
「God Is Love (Single Version)」
間違えてLP買ったので、7インチも買う羽目になりました。(データも買っとこっと。)
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元ネタが分かったのは、J DILLAがサンプリングした曲オンリーのミックスに使われていて「んっ!このフレーズは!!」となったから。
同じ曲をサンプリングしてDillaが作ったのが、Common「Love Is...」
自然なループにも聴こえますが元ネタにそんなフレーズはありません...
フリップ(ネタをバラして並べ換え)を、ループ以上に美しく仕上げるDillaの神業ですね。
これに限らず、DILLA作の語り継がれるビートは多数あります。そんな彼と距離が近かったWaajeedがお気に入りのDILLAビートを選んだインタビューがこちら↓
これが日本語で読めることに感謝。
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あっという間に2月も終わりましたが、2月と言えばDILLA MONTH!(誕生日が2月7日、命日が2月10日なので)
ここからはDillaにちなんだ音源を紹介。
2012年にリリースされたDillaトリビュートのコンピ。今すぐ無料でダウンロードできる音源です。
おすすめ曲は、BoomBaptist「Toucan Wing」
遺作『Donuts』収録の「Two Can Win」と同ネタのThe Sylvers「Only One Can Win」を使用したインスト曲。使っている箇所が異なるので前後でプレイすることも可能かと。
もう1曲気に入ったのが、Chief「So Far To Go (Remix) + Moka Only Additional Vocal)」
死後にリリースされたDillaのアルバム『The Shining』に収録された同名曲のインストカバー。原曲とほぼ同じなのでプレイする時はどちらか一方でしょうか。
この曲も元ネタからの化け方が神がかってます!!!
Dillaの話はキリがないのでこの辺りで。
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